葬儀に関する情報サイト
葬儀時の親族の行動の流れ
日本国内において葬儀は葬儀社に依頼することが一般的となっています。任せるところを選んだら当日の役割を決めておく必要があります。一般的に葬儀社は幅広く宗教に対応できるようになっています。
喪主は配偶者か子、それ以外の場合は親、兄弟が務めることになっています。喪主は故人と最も深い関係があることになるので親族のサポートが大切になってきますし、全体を取り仕切る世話役代表を決めておく必要もあります。なるべく身内の方で故人のことをよく知っている方に依頼することにします。仏式であれば家族や親族が故人を囲んで厳粛に末期の水を行います。死に装束を着せた遺体は納棺され通夜の流れとなります。最近の傾向としては葬儀と告別式は分けずに連続して一緒に行われる事が多くなっています。そして、遺族たちと故人との最後の対面である出棺となります。棺のなかに会葬者が花を敷き詰めてふたが閉められます。身内のごく親しい間柄の方々で火葬場に向かい残りの会葬者はそれを見送る流れとなります。
葬儀の一般的な大まかな流れ
葬儀を家族葬で考えているときには、呼びたい親族や友人にまずは連絡をします。実際の家族葬の所要時間は、特別なお通夜を行わない限り2時間程度で終わるのが通常です。流れについては、一般的なお通夜とあまり変わりはありません。親族の集合から始まりますが、集合が開始時間より早すぎても手持ち無沙汰になってしまうため、30分前程度が適切です。30分前なら待合室も使用可能になることがほとんどなので、家族や親族が先に入って僧侶を待ちます。無宗教でお通夜を行うときには僧侶の入場は省かれ、ここまでで約1時間です。開始宣言は、式場のスタッフがおこないます。その後焼香を行いますが、15分から30分で終了する場合がほとんどです。
焼香が終われば、僧侶の法話があって退場します。法話の長さは5分程度が一般的です。司会者が閉式の宣言をして終わります。葬儀後の振る舞いが行われるときには、通常1時間から2時間で解散となります。葬儀が17時に始まって、20時に終わるという程度に考えておけば間違いありません。